導入事例

北海道サラダパプリカ

~ ハウス栽培の冬期 収穫量を増大し、収益向上に貢献する育成補光照明 ~



北海道サラダパプリカ国内におけるパプリカ栽培は、夏の高温障害と、冬の日射不足により、栽培できる季節が限られているため、面積あたりの収穫量と質の安定が課題であり、年々増加するパプリカの消費量に対し、そのほとんどを輸入に頼っている現状です。
北海道サラダパプリカは、国産パプリカの市場拡大を目指し、夏季においても日中の平均気温が21℃と冷涼でパプリカ栽培に適した気候である釧路市に2.4haのグリーンハウスを建設、2016年9月から、年間600t、単収26kg/m2を目標として栽培に取り組んでいます。


ナトリウムランプユニット「HORTURION HPS」による補光栽培の様子釧路市におけるパプリカ栽培の課題は、夜間に-20℃まで下がる「冬期の寒さ」と、「日射量不足」。この課題解決のため、近隣製紙工場からの熱源を活用するのとあわせ、補光照明として、育成用高圧ナトリウムランプユニット「HORTRION HPS(以下、HPS)」を導入しました。

HPS導入は、3フェーズに分けて進められていて、第1フェーズ(2016年~2017年)では、1部エリア(約4000㎡)で育苗期間の短縮と収穫期間の延長を目指した約3カ月間(12月~4月初)の補光育成を実施しました。その結果、他エリアと比較して、10日間の収穫前倒しに成功、また同期間で30%を超える増収を達成しました。

►冬期収穫量の比較(北海道サラダパプリカ2017年実績)


この結果を受け、第2フェーズ(2017年~2018年)では、全エリアにHPSを導入。収穫期間を34週から36週へ延長することで、収穫量向上を目指した栽培をすすめています。

また、今後計画されているフェーズ3では、HPSを収穫段階で活用することによる収穫期間の前倒しを狙っていて、国産、輸入を問わず価格が上昇する冬期の収量アップ、安定出荷を図ることで収益向上に繋げる予定です。

►平成24年 東京中央卸売市場におけるパプリカ取り扱い実績(出典:東京都中央卸売市場年報)

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