エイプリルフールなのに嘘じゃないネタを投稿する佐藤です。こんにちは。
~今回はちょっと長いのでお時間ある時に御覧ください。~
Cueに設定できるDelayタイム。Cueリストを開くとここで設定できますが、全灯体一括で設定されてしまうので、ここで使う機会は少ないと思います。
今回は少しずつずらしたりランダムにしたりといったDelayタイムのCue修正パターンをご紹介したいと思います。
例1 Cue3で「Floor Spot」グループのPanとTiltのDelayタイムを5秒に修正したい。
① [Cue]→[3]→[Open] : [Choose]キーが青く光って選択されたCueリストのCue3用エディターを開きます。Cue3を現在実行しているなら素早く[Cue], [Cue]でもエディターが開きます。
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② {Floor Spot}→[Position]→[Time]→[Time]→[5]→[Enter]
※ 修正されたDelayタイムを確認したい場合はエディター上部の{Dealy}タブを押します。
③ [Update]
これで修正完了です。
例2 消灯するCue39でトラスに吊ってある9台のライトをセンターから上下に向けて流れるように消したい。
① [Cue]→[39]→[Open] : Cueエディターを開きます。Cue39を現在実行しているなら素早く[Cue], [Cue]と押しても同様にエディターが開きます。
② Cueエディターの上部のボタンから{Delay}を押します。
③ 9台分のIntensityセルをドラッグして選択します。
④ [Set]→[2]→[Thru]→[0]→[Thur]→[2]→[Enter]
これで修正完了です。
例3 Cue7で「Truss Spot」グループのライトをランダムにカットインさせたい
① [Cue]→[7]→[Open] : Cueエディターを開きます。Cue7を現在実行してマスターが[Choose]で青く光って選択されているなら[Cue], [Cue]でもエディターが開きます。
② [Truss Spot]→{Select}→{Shuffle}
③ [Intensity]→[Time]→[Time]→[0]→[Thru]→[2]→[Enter]
※ 修正されたDelayタイムを確認したい場合はエディター上部の{Dealy}タブを押します。
※ ランダムに選択されたかどうか、選択順を表示したい場合はこちらの方法を御覧ください。
④ [Update] :Fadeタイムは別途0秒に修正してください。
これで修正完了です。
タイムの修正方法はここでご紹介した以外にも様々な方法がありますので、またの機会にご紹介できればと思います。