逆にパレットから特定のデータを取り除く

ホテルに泊まるとベッドの近くにコンセントをさがす佐藤です。こんにちは

今回のHog4のTips(チップス:使い方のヒント)は、先日ユーザーの方から頂いたご質問のフィードバックです。

質問「GlobalやPer Typeで作成したBeamパレットからゴボのデータだけを抜きたい(削除したい)」

※ パレットの3タイプについてはこちらの資料の94ページをご覧ください。

この場合、Focusのパレットをつくっていたけどその時に使っていたGoboのデータも入ってしまったので後から消したい、というシチュエーションですね。この時のパレットを[Open]キーを押しながらパレットをタッチして開いてみるとこのような状態です。

では手順を見ていきましょう。

 フィクスチャーを1台選択して抜きたいパレットをタッチorクリック

このような状態になります。

 ゴボのデータだけを残すために、[←(バックスペース)]を押しながらFocusのホイールを少し回します。

これでFocusがノックアウト(削除)されてゴボのデータだけが残ります。

 [Merge]→メインツールバーの{Remove}と{Global}をタッチしてONにする→パレットをタッチ
  

 これでGlobalのパラメータのGoboデータが抜かれ(削除され)ました。Typeのデータも抜きたい場合は③の手順の時に{Global}ではなく{Per Type}を選択します。

 

さらに便利に使うヒント

  • ユーザーカインドでGoboを選択するカインドを作成していれば、②の手順を省略できます。その代わり③で[Merge]を押す前にGoboを選択するユーザーカインドを押して削除するパラメーターのマスク(選別)をしてください。

例 [Gobo1ユーザーカインド]→[Merge]→メインツールバーの{Remove}と{Global}をタッチしてONにする→パレットをタッチ

  • この手順はパレットだけでなく、Cueから特定の器具のデータを抜きたい時にも応用できます。

例 [Merge]→メインツールバーの{Remove}をタッチしてONにする→[Cue]→[75]→[Enter]

※ [Cue]は省略可能

 パレットのPer Fixtureデータは[Open]+パレットで開く画面から直接編集やパラメーターのノックアウトが出来ますが、GlobalとPer Typeだけこのようにちょこっと手順がありますので、ご注意くださいませ。

逆にパレットから特定のデータを取り除く” への1件のコメント

  1. ピンバック: パレットからデータ取り除きの落とし穴 | ウシオライティングの営業サポートブログ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)