パレットからデータ取り除きの落とし穴

基本的にニューバランスを履く佐藤です。こんにちは。

以前当ブログで、「パレットから特定のデータを取り除く」をご紹介しました。今回はその方法をやっても取り除けず、私が少しハマりかけた例を見てみましょう。

例 「Open white」からZoomのデータを取り除きたいがブログの方法ではできない

Auto Palettesを実行すると自動的に「Position Directory」ウィンドウに作成されるこの「Open white」パレット。Per Fixtureでカラーやズームフォーカスなど器具ごとのデータを入れて基本パレットとしてお使いの方もいらっしゃいます。このパレットからZoomのデータを削除しようとして記事の通りにやっても、実は出来ないのです。

ではどのようにするのか。手順は以下の通りです。

① フィクスチャーを1台選択して抜きたいパラメーター(今回はZoom)のホイールを少し触ります。

② [Merge]→メインツールバーの{Remove}と{Per Type}、さらに[kind Mask]を押して[Beam]をタッチしてONにする

③ {open white}パレットをタッチ

④ これでPer Typeで入れていたZoomのデータを削除できました。

これは、「Open white」のパレットが「Position Directry」にあるため、通常のやり方たどPositionデータしか受け付けないためです。{Kind Mask}でZoomが属する{Beam}を指定することで取り除くことが可能になります。

ささいな1手ですが、気づかないとハマりますのでご注意を。

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