お世話になっております。
先日Roadhog4のソフトウェアを最新バージョンにフルインストールしました。
3-13-1 → 3-14-0 → 3-15-0 の順にいっきに行ったところ、以前に佐藤さんに作って頂いた灯体「HL-150 17ch」のデータで灯体を操作することが出来なくなってしまいました。Fixture Schedule の画面の下に、「This fixture type is provided by a third party and has not been verified by High End Systems. Please verify functionality and edit in the Fixture Builder if necessary」というメッセージがでています。
最新のライブラリーには灯体のデータ(hi-LITE HL-150 BSW LED)があるのですが、過去に作ったショウデータをもとにデータを作りたのと、最新のデータはゴボのローテートなどの回転系のパラメーターが0→最速→300rpmで最遅になっているのでつかいづらいので、何とか、使いやすかった佐藤さんに作って頂いたデータを使用できるようにならないでしょうか?
ご検証のほど、よろしくお願い致します。
こんばんわ。
質問です。
Roadhog4とライトコンバースを所有していますが、この2つの接続方法がわかりません。
ネットのケーブルで繋げてライトコンバース上でhognetからroadhog4 で操作したいです。
どうしたら設定できるのでしょうか?
Hog4側でoutputの設定など、わかりません。
教えていただけないでしょうか。
宜しくお願いします。
中村さん
こんにちは。
長くなりますが、手順は以下のとおりです。
近日中に写真付きの手順書を公開しますので、そちらも合わせて御覧ください。
STEP1 接続用ソフトウェアのインストール
LIGHT CONVERSE(以下LC)用PCにはHog4 PCまたはVisualizer Connectivity Driverのいずれかがインストールされている必要があります。
以下からダウンロードしてインストールしてください。
http://www.highend.com/support/controllers/RoadHog4.asp
ダウンロードしたら、ファイルをダブルクリックしてウィザードに従ってインストールしてください。
注意:インストールするソフトウェアのバージョンはコンソールと同一である必要があります。
古いバージョンは以下からダウンロードできます。
http://www.highend.com/support/controllers/h4_archive.asp
STEP2 IPアドレスの設定
●コンソール
1 コンソールを起動して、ショーファイルを読み込む前の「Hog Star」画面から{Control Panel}を選択(タッチまたはクリック 以下同様)します。
2 {HogNet}タブを選択して以下の設定が選択だけが選択されているか確認します。
・Use default IP Settings
・Enable DHCP Server
これ以外は選択を解除してください。
3 確認・選択が終わったら{OK}を押してもとの画面に戻り、ショーファイルを読み込みます。
●LC用PC
有線ネットワークアダプタの設定を確認します。
Windows7の例
1 次の通り選択してウィンドウを開きます。
Windows Start→コントロールパネル→ネットワークとインターネット→ネットワークと共有センター→アダプター設定の変更(左側にあります。)
2 ローカル エリア接続を右クリックして{プロパティ}を選択。
3 「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」をクリックして下の{プロパティ}ボタンを選択。
4 「IP アドレスを自動的に取得する」と「DNS サーバーのアドレウスを自動的に取得する」が選択されているか確認してください。
5 確認・選択後にOKを押してウィンドウを閉じます。
Windows8の例
1 スタート画面のタイルボタン以外の場所にカーソルを合わせて右クリック
すべてのアプリを選択。(Windows8.1は左下にある下矢印を選択)
2 コントロールパネル→ネットワークとインターネット→ネットワークと共有センター→アダプター設定の変更(左側にあります。)
3 イーサネットを右クリックして{プロパティ}を選択。
4 「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」をクリックして下の{プロパティ}ボタンを選択。
5 「IP アドレスを自動的に取得する」と「DNS サーバーのアドレウスを自動的に取得する」が選択されているか確認してください。
6 確認・選択後にOKを押してウィンドウを閉じます。
注意:上記の他に固定IPアドレス設定でも接続可能です。ネットワーク知識のある方は、適切にIPアドレスを設定してください。
STEP3 ケーブルの接続
コンソールとLIGHT CONVERSEのPCをイーサネットケーブル(LANケーブル)で接続します。通常は1対1で接続しますが、途中にスイッチングハブを使用してもかまいません。
コンソールは「HOG NET」と表記されているイーサネット端子(RJ45)を使用します。
STEP4 LCのパッチ設定
LCを起動して、既に器具の配置が終わっているデータベースを開きます。
1 {DMX}ボタンを選択してDMXエディターの画面を開きます。
2 パッチする器具を左側の一覧から選択します。
3 {DMX inpup}ボタンを選択。
4 上部の「A:、B:、」でパッチするポートがHOGに設定されているか確認します。
設定されていない場合はポートを選択してから{Universe}ボタンを選択。そしして一覧から{HOG}を選択してからユニバースの番号を指定します。設定が終わったら上部のバツ印を選択します。
通常は以下のように設定します。
A:HOG1
B:HOG2
C:HOG3
D:HOG4
…
注意:末尾の数字がユニバースを示しています。このユニバースはコンソールのユニバース番号に対応しています。
例:HOG1=コンソールのユニバース1
5 下部へ器具をパッチしてスタートチャンネルを設定します。
6 最後に{Apply}を選択してパッチを完了させます。
7 {SAVE EXIT}→{SAVE}を選択してエディターを終了します。
8 コンソールから信号を受信している場合は、画面下部のDMXパラメーターグラフが反応します。
STEP5 確認
正常に設定が終わると画面右下に「Hog DP (xxx)」または「Hog Visualiser」のウィンドウが表示されます。
各項目が以下の通りになっているか確認して下さい。
Status: Runnning
Session: 172.31.x.x@6600 (xに入る数字は環境によって異なります。)
Info: Outputs Active
Port 6600
User Number 1
注意:もしこのウィンドウを閉じてしまっても、WindowsタスクバーにあるHOG4アイコンをクリックして表示させることができます。
接続出来ない時
・LC用PCのセキュリティソフトを一時的に無効にしてください。(インターネットに接続する際は有効に戻してください。)
・LC用PCのファイヤーウォールを一時的に無効にしてください。(インターネットに接続する際は有効に戻してください。)
・LC用PCで使用していないネットワークアダプター(無線LANなど)を無効に
てください。
・コンソールでショーデータが読み込まれているか確認してください。
・「Hog DP」ウィンドウの{Reconnect}ボタンを押して再接続してください。
・Visualizer Connectivity Driverをアンインストールしてから、再インス
ールしてください。
・イーサネットケーブルがコンソール、LC用PCにそれぞれ確実に接続されているか確認してください。
・IPアドレスの設定が手順通りにされているか確認してください。
中村です。
ありがとうございます。
上記の通りに進行しましたら、ライトコンバース動きました!動きました!
感動しました。本当に。
やっと動きました!
助かりました、これで業務がスムーズに行えます。
本当にありがとうございました。
お世話になります。
質問です。
CQSA512の使用方法ですが、1台のPCから4ユニバース(512×4)の信号を出力したい場合CQSA512は何台必要でしょうか?
また、複数台を1台のPCで制御することは可能でしょうか?
ご回答のほどよろしくお願い申し上げます。
コメントありがとうございます。
CASA512を4台USB接続すれば4ユニバースの出力が可能になります。(1台のPCでOK)
または、CQSA1024(2ユニバース)出力できる製品もありますのでご検討ください。
もし、単にユニバース数が必要ならNET16というArtNet出力のロック解除用デバイスもあり、1個をUSB接続すればPCのLANから16ユニバースの出力が可能になります。
お世話になっております。
先日Roadhog4のソフトウェアを最新バージョンにフルインストールしました。
3-13-1 → 3-14-0 → 3-15-0 の順にいっきに行ったところ、以前に佐藤さんに作って頂いた灯体「HL-150 17ch」のデータで灯体を操作することが出来なくなってしまいました。Fixture Schedule の画面の下に、「This fixture type is provided by a third party and has not been verified by High End Systems. Please verify functionality and edit in the Fixture Builder if necessary」というメッセージがでています。
最新のライブラリーには灯体のデータ(hi-LITE HL-150 BSW LED)があるのですが、過去に作ったショウデータをもとにデータを作りたのと、最新のデータはゴボのローテートなどの回転系のパラメーターが0→最速→300rpmで最遅になっているのでつかいづらいので、何とか、使いやすかった佐藤さんに作って頂いたデータを使用できるようにならないでしょうか?
ご検証のほど、よろしくお願い致します。
栗山様
おそらく上記画像の下部に出ている黄色いビックリマークのメッセージかと思います。
この表示はユーザーが作成したライブラリーには必ず表示されますので、実機で確認して問題なければお使い頂けます。(メーカーが作って検証してないので気をつけてね、という意味になります)
通常通りパッチしてOutputの設定を行って頂ければ以前のように使えるはずです。
3.13.1から3.15.0にされたとのことなので、まずは3.14.0で大きく変わったDMX出力の設定をご確認ください。
詳細は以下資料や動画を御覧ください
http://www.ushiolighting.co.jp/entertainment/support/hog_release/Hog4_v3-14-0-3042_releasenotes_JP.pdf
https://youtu.be/QCbHvGlzTwg
それでも信号が出ない場合はショーファイルを確認致しますのでメールにてご連絡ください。
(この投稿に返信頂いても大丈夫です。非公開コメントとしてメールにてご連絡差し上げます。)
佐藤様
返信が遅くなり、失礼致しました。
結論から申し上げますと、読み込んだショーデータが、ことごとくクラッシュしていたようです。単純なミスで、大騒ぎしてしまい、申し訳ありませんでした。
もう一度ショーデータを一つずつロードしていったところ、灯体が動くデータが見つかりました。
灯体が動かないショーデータも、HL-150にDMX情報が送られない以外は(他のLED PARなどの信号など)大丈夫でしたので、フルインストールが原因だと思い込んでしまいました。
その後は全く問題なく動いております。
今後も色々とご面倒をおかけすることと思いますが、何卒、お力添え頂きますよう、よろしくお願い致します。
有限会社グランドマザー 栗山佳幸
栗山様
ご連絡ありがとうございます。
問題がクリアになったとのことで安心致しました。
またご不明な点がありましたら書き込み、メール等でお知らせください。
いつもお世話になっております。先日の現場で、灯体の操作ができなくなった状態の別の事例が出たのでご報告致します。
クラッシュしていないデータだったにもかかわらず、DMXがアウトプットされないという状態になりました。
Set up → Network → Processor → Settings と画面を進めていったところ、Universe1のTypeが「Widget」となっており、Portの欄に黄色いエクスクラメーションマークが出ていました。
Typeをinternalに変更したところ、正常に戻りました。
Hog4PCでデータを作っていたので、Portが知らないうちにwidgetに切り替わってしまったようです。
ぱっと見は正常なので慌てましたが、以前佐藤さんがあげていたリリースノートやヒントのページをプリントアウトして持ち歩いていたお陰で対処することが出来ました。
今後ともどうかよろしくお願いします。
栗山様
書き込みありがとうございます。
v3.14.0から出力の設定方法が大きくかわったのでPorcessorのOutput設定は要チェックな項目となりますね。
各種資料ご活用頂けたようで良かったです。
今後ともHogシリーズで不明な点がありましたらご連絡ください。