自分で作ったライブラリーをパッチする時の!注意書き!

夏本番となり模型工作がペースダウンする佐藤です。こんにちは。

今回はお電話でお問い合わせ頂いたちょっと気になる注意書きのお話

Fixture Builderを使って自分でライブラリーを作り、いざパッチしようとするとフィクスチャー選択画面で黄色いビックリマークとともに何やら注意書きが表示されます。

Fixture Builderでは問題なく完成したはずのフィクスチャーデータが、なぜ・・・

と思ってしまいますが、意味としては

  • メーカーが作成してないよ
  • 自分で各種機能が使えるか確認してね
  • 動かなかったらFixture Builderで編集してください

てな感じで、ごく普通のことが書いてあるだけです。なので、パッチして器具が問題なく動けばHogとしてはOKです。

sACNviewからsACNを出力する

sACNviewからsACNを出力する

仕込み中、ノードに繋いだ灯体が暴走する!記事の対処法ページとなります。

※事前にsACNviewを使用するPCにインストールし、
PCのIPアドレスはノードと合わせて下さい(ノードと同じIPアドレスは使用しないで下さい)※

https://sacnview.org/

また、sACNviewにつきましてはLuminexのソフトウェアではありません、ご了承下さい。

①sACNviewを起動

起動の際、ノードと同じネットワークを選択してください。

 

②TransmissionからsACNを出力する

sACNviewの左上にある、電波マークの「Transmission」をクリックします。

 

クリックすると、小窓が出てきます。

「Universe」に出力したいユニバース番号を指定します。

(複数ある場合はTransmissionを複数作成してください)

ユニバース番号を指定したら、「Start」をクリックします。

これで全レベル0の出力がされますが、万が一されない場合は

右側にある卓画面で「1 THRU 512 AT 0 ENTER」を入力してください。

 

これで、sACNviewからsACNが出力されます!!!

出力されると、左側のUniverse ListにsACNviewからの出力が確認できます。

 

いかがでしたでしょうか?

sACNviewは機器の監視は出来ませんが、ネットワーク上のsACNユニバースの監視は簡単にできますのでsACNを使用される方にオススメです!

ではでは~~☆☆

LuminetMonitorからArtNetを出力する

LuminetMonitorからArtNetを出力する方法をご紹介致します。

仕込み中、ノードに繋いだ灯体が暴走する!記事の対処法ページとなります。

※事前にLuminetMonitorを使用するPCにインストールし、
PCのIPアドレスはノードと合わせて下さい(ノードと同じIPアドレスは使用しないでください)※

https://www.luminex.be/support-2/product-downloads/

 

①LuminetMonitorを起動

起動の際、IP選択はノードと同じネットワークを選択してください。

LuminetMonitor上で、「DMX Generator」を使用します。

 

②DMX GeneratorからArtNetを出力する

DMX Generatorの左上にある、「Add generator」をクリックします。

出力するジェネレーターのユニバースの範囲を「Start」「Stop」で指定します。(例は1~10ユニバース)

FunctionのRampをダブルクリックし、「Control」を選択します。

Controlを設定したら、ジェネレーターの左側にある「State」のチェックボックスをクリックして、✔を入れます。

これで、LuminetMonitorからArtNetが出力されます!!!

 

③レベルを変更する

Controlでは、512chのレベルをフェーダー卓のように操作することができます。

ジェネレーターを右クリックして、「Control Panel」を開きます。

ALLチャンネル 0レベルで出力する場合は、右上の「Clear ALL」をクリックすると確実です。

 

④ジェネレーターを止める

ジェネレーターを止めるときは、左端の「state」のチェックを外します。

 

いかがでしたでしょうか?

LuminetMonitorを使用すると、ネットワーク機器の監視はもちろん

ArtNetを出力し、機器のテストなども簡単に行うことができますよ♪

是非ご活用ください!

 

ではでは~~☆☆

仕込み中、ノードに接続した灯体が暴走する!

皆さんこんにちは、いいちこをボトルキープしてる植月です。

今回は度々質問を頂きます、仕込み中にノードにムービングなど灯体を接続すると勝手に動き出す!という問題の解決策をご紹介します。

このご質問は、劇場など常設で使用されているノードに多い現象です。

起こった時の対処法と、起こらないようにする対処法をご紹介いたします!

LumiNodeでもEthernet-DMXシリーズでも同様の対処法になります。

 

 

【そもそもなんで起きるのか?】

Luminexのノードは、デフォルトの設定ではDMXを保持する設定になっています。

ノードは、DMXポートに設定されたArtNetやsACNのユニバースを受けてDMXに変換します。

受けていたユニバースが無くなる=卓等の送信元からの信号が途切れると、

ノードは初期設定でDMXを保持するようになっています。

※Ethernet-DMXシリーズでは、保持はArtNetのみでsACNの保持は出来ないので注意!

公演が終了して、卓もバラして、次公演の仕込みを行っていた時、灯体に電源を入れ、DMXケーブルをノードに挿した瞬間、勝手に明かりがつき始めたり動き出したりした!なんで!?故障か!?

と、なってしまいます。

これはノードがDMXの保持をしているから起こるのです!!

(卓を落としてそのままだとムービングのホームポジションなどが残ってしまうのです・・・)

 

 

【このDMXの保持、一体いつまで続くの?】

ノードのDMX保持は、ArtNetやsACNが途切れてから任意で保持する時間を設定できます。

時間を決めない場合は、電源を落とすまで保持し続けます。

つまり、常設の場合はノードの電源を落としたりしない限りはDMXを保持したままとなるのです。

 

【対処法①】

卓を落としてから、ノードが保持してしまっている場合はそのDMXを保持しているノードを一旦再起動させて下さい。

再起動すると、一旦保持していたDMXデータが無くなります。

 

【対処法②】

ノードの電源が簡単に落とせない場合はPCを使用して、ArtNetユニバースやsACNユニバースを新たにネットワーク上に送出してあげて下さい。

ノードは、ずっと自分に設定されたユニバースを求め続けています。

ネットワーク上に自分の求めるパケットが無い=保持を続けるので新しく送出することで、ノードがようやく求めるパケットを受けて保持していたデータから乗り換えることができるのです。

PCからどのように出力するかは、以下のページよりご確認下さい。

〇LuminetMonitorからArtNetを送出する場合

〇sACN viewからsACNを送出する場合

 

 

【起こらないようにするには?】

①ノードの保持の設定を変える

※保持の設定が無くなってしまうため、システムをよく確認して可能であれば行ってください。

設定変更方法は以下のページをご確認ください。

〇LuminexノードのDMX保持の設定を変更する

 

②公演終了後は必ずPCから使用したユニバースの全チャンネル0レベルを送る

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回は、ノードのDMX保持で起こる現象についてお伝えしました。

ネットワークのこんなトラブルの解決方法がわからない!なんてことがありましたら

コメント欄にご相談ください(⌒∇⌒)

 

ではでは~~☆☆