Cueに余計なデータが入っちゃった!時の削除方法

牛丼屋に行くと味噌汁を豚汁に変更するか悩む佐藤です。こんにちは。

今回はHogの使い方のヒント。以前Hogユーザーの方からお問い合わせ頂いた例をご紹介します。

「Cueのどこかに入っちゃった余計な器具コントロールのデータを削除したい」

プログラム中にうっかりコントロールを触ってしまって、Cueを再生するとどこかで器具のメニューディスプレイが点灯!

なんてことになったらちょっと焦りますよね。そんな時は以下の方法をお試しください。

 フィクスチャーを選択して削除したいパラメーターを操作。Programmer上に削除したいパラメーターだけが表示された状態にします。

② Cueリストを[Choose]で選択した状態で

[Merge] → {Remove} → [削除したいCue番号を範囲で指定] → [Enter]

 これで上記の例だとCue1から30までのControl Fixtureのデータを一括で削除することができました。

①でProgrammer上にのせるデータを変えればどのパラメーターでも一括削除できるので、余計なデータをCueに入れてしまった場合はこの方法を試してみてくださいね。

※ エフェクトだけ削除したい場合は、手順①の時にホイールを使ってパラメーターを「Programmer」上に載せるのではなく、{Effect}キーを2度押しして表示される「Effect Engine」ウィンドウから削除したいエフェクトパラメーターの「Table」に「Sine」などを入れてから、手順②へ進んでください。(2022/10/20追記)

好きなキーやボタンをファンクションキーに設定する

ビットのドライバーを常に持ち歩く佐藤です。こんにちは。

久しぶりにご紹介するHog 4シリーズの使い方ヒントTips(チップス)はこちら

通常はユーザーカインド、あるいはキューリストなんかを割り付けるコマンドキーとしてお使い頂いている「ファンクションキー」に自分好みのキーや画面上のボタンを設定する方法をご紹介します。

では早速手順を見てみましょう

① [Macro]キーを素早く2回押して「Macro Directory」ウィンドウを開きます。

② [Record]→「Macro Directry」の空いているところをタッチして赤い状態にします。(マクロステップの記憶開始)

③ [Pig(豚)]を押しながら[Macro]を押して記憶を終了します。赤い状態から通常に戻ります。

④ [Open]を押しながら作成したマクロのパレットをタッチ。マクロの中身が開きます。

⑤ 複数のステップがあるので1つだけ残して残りを[Delete]で削除します。

⑥ 左側の「Command」欄を選択して[Set]を押し、{Key Press}を選択

⑦ 同様に右側の「Command」で押したいキー・ボタンを選択

※ メインツールバーのソフトキーは以下のような番号割付になっています。(クリクで拡大)

ちなみに、Road Hog 4では省略されているCueを前後に送る[Skip Forward]や[Skip Backword]は{Main Playback}にあります。

⑧ 作成したマクロを閉じたらコマンドラインの「KIND」をタッチして「CMD」に変更します。(すでに「CMD」ならこの手順は不要)

⑨ 「Macro Directory」で作成したマクロパレットをタッチしてから[Move]を押し、割り付けたいファンクションキーを押します。

以上で自分好みのキーやボタンがファンクションキーに割り付けられました。ポチッと押してみてください。

応用として、マクロ作成時に複数手順のマクロを作れば、同じようにファンクションキーに割り付けることもできますよ

Hog 4 OS v3.15.0の日本語リリースノート

iPhoneの電池が1日持たなくなってきた佐藤です。こんにちは。

先にTwitterやFacobookで解説していたHog 4 OS v3.15.0の日本語リリースノート(新機能解説・バグ情報)をサポートサイトへ掲載しました。

リリースノート(PDF)のダウンロードは下の画像をクリック!

今回のリリースではMIDIコントローラーを使う際の割り付け自由度がアップしたり

エフェクトのタップテンポ(音楽に合わせてエフェクト速度を調整)の機能追加が大きな変更ポイントですね。

エフェクトタップについては、YouTubeの解説動画も合わせて御覧ください。文字で読むよりもこっちのほうがわかりやすかも・・・

バーチャルウィングのフェーダーがフルに上がるのを防ぐ

お菓子のチョコパイはノーマルが一番な佐藤です。こんにちは。

今回のHog4使い方のヒントも最近頂いたご質問から。

「バーチャルウィングにHTPフェーダーを作ったのですが、ページを変えて戻すとフェーダーが全部フルになってしまい困っている。」

このような状況ですね。

これを解消するには、[Setup]→{Preferences}で「User Preferences」ウィンドウを開いてから、{Virtual Faders}タブにある該当するプレイバックバーのPosition設定を{Down}に変更してください。

ちなみにHTPキューリストだけじゃなくて普通のキューリストフェーダーも一緒にそのプレイバックバー上にあると、それも含めてフェーダーが下がってしまいますのでご注意を。

また、各HTPキューリストのリリースタイムが標準の2s(2秒)設定の時は、ページを変更してすぐに戻してもフェーダーの位置はそのままになっています。2秒以上立ってから元のページに戻ってみてください。

Hog4ベーシックトレーニング2019@東京

あけましておめでとうございます。ウシオライティングの佐藤です。

2019年一回目のHog4ベーシックトレーニング開催のお知らせです。皆様のご参加お待ちしております。

  • 日時:2019年1月31日(木) 10時~18時 満席となりました
  • 会場:ウシオライティング 東京本社
  • 参加費:無料
  • 募集人数:4名 (先着順、他の方とコンソール共有の場合あり)
  • 対象者:ムービングライトなどの舞台照明に関する基本的知識がある方ならどなたでもご参加いただけます。(学生の方はご相談ください。)
  • 内容:HOG4コンソール実機を使ったベーシックな使用方法レクチャー(基本講座)
  • 申し込み方法:こちらのフォームよりお申込みください。

トレーニングの流れは、コンソール実機とビジュアライザーを使い、基本的なパッチ、ウィンドウの操作、器具のプログラム、パレットの作成、Cueのレコード・エディット・プレイバック、基本的なエフェクト、HOG4の新機能紹介などで、ベーシックな使い方をマスターします。