LuminetMonitor v2.3.4をインストールする際の注意

皆さんこんにちは、各地のマンホールカードを集めてる植月です。

すっかりご無沙汰になってしまってスミマセン~~~!!!
本日はLuminetMonitorのインストール時の注意についてです!

久しぶりにLuminetMonitorのバージョンでもあげるか~~と最新のバージョンをダウンロードし、インストーラーを開いてみたところ、ン!?

 

なんかエラーが出てインストーラーが開かない!!!!
なんてこと、ありませんでしたか・・・涙

これらの表示は、v2.3.4のインストール時にでます。
(LuminetMonitor v2.3.1以降はwin7のPCにインストールできない場合があるので注意してください!)

 

インストーラーが開かない場合の対処法

インストーラーが開かない原因は、windowsのMicrosoft Visual C++のアップデートがされていない、もしくはファイルの破損によってプログラムが動作できないためです。

インターネット接続できる場合

お使いのPCがインターネット接続できる場合はwindowsアップデートを行ってください。
インターネットに接続する際はwindowsファイアウォールを有効にすることをお忘れなく!

インターネット接続できない場合

PCのアプリケーションにもともとある、以下のアプリケーションは全てアンインストールしてください。

Microsoft Visual C++ 2015
・Microsoft Visual C++ 2019
・Microsoft Visual C++ 2015-2019

MicrosoftダウンロードページよりMicrosoft Visual C++ Visual Studio 2019」をダウンロードして、インストーラーをオフラインPCへUSBなどを使用して移動させてください。


↑上記のバージョンをインストールしてください!

Microsoftのダウンロードページはコチラ!

 

runtimeがインストールされると、↓画像のようにwindowアプリケーションの中にインストールされていることが確認できます♪

※ホール管理者様などでLuminetMonitorをお使いの方は、バージョンアップを行いたい旨、代理店様へご連絡をお願い致します。
納入されているPCに、最新のバージョンがインストールできない場合がございます。

 

更新が終わりましたら、通常通りLuminetMonitorのインストーラーを起動させ、インストールしてください。
インターネットに接続された場合は、windowsファイアウォールの無効をお忘れなく!

 

先日、弊社から配信しているLuminexの日本語版リリースノートにLuminetMonitorを追加させて頂きました°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

LuminetMonitorが黄色いアイコンの頃からご愛用頂いている方もいるかと思いますが、RDM機能の修正やLumiNodeに対応した機能も増えているので、是非バージョンアップしてみてくださいね♪

日本語版リリースノートは↓コチラ↓からご登録頂いて、ダウンロードお願い致します。

日本語版リリースノートのダウンロードページ

ではでは~~~☆☆

Araneo 1.5.0と便利機能!

皆様こんにちは、桜が満開になりましたね🌸

Araneo v1.5.0がリリースされてからだいぶ経ってしまいましたが・・・

Araneo v.1.5.0でパワーアップした点を紹介していきます♪♪

 

【Araneo v1.5.0でできるようになったこと!】

  • 日本語対応

ついにAraneo v1.5.0では、日本語に対応するようになりました!!!!!!(ワーイ

もっとユーザーの皆様へ見やすくなったインターフェイスになったかと思います♪

 

  • ヘルスチェック

Araneo上のGigaCoreの設定に一貫性がないなどの状態を表示してくれます。

どの設定に一貫性がないのかを確認する事ができますので、システムを構築するときにチェックしてみてください!

ヘルスチェックは、右上にアイコンがありますのでクリックすると出ます☆

 

【ネットワーク上のGigaCoreの設定に一貫性がある場合】

全ての設定にチェックマークが入ります。

 

【ネットワーク上のGigaCoreの設定に一貫性がない場合】

一貫性のない設定に✖マークがつき、詳細を見ると何が違うのかを表示してくれます。

例えば、↑のようにGigaCoreごとでグループ名が異なる場合など指摘が入ります。

前バージョンでLumiNodeも確認できるようになりましたが、日本語にも対応して全体のGigaCoreの設定に誤りが無いかも確認できるようになって、ますます信頼性のあるネットワークを構築できるようになりましたね°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

※Araneo上でEthernet-DMXシリーズはMACアドレスとベンダー名のみが表示されます。

Araneoをお使いの方でアップデートを行う場合は、使用するPCをインターネット接続する必要があります。

その際、ファイアウォールなどのセキュリティは有効に戻してご利用ください!

バージョンアップの方法はコチラから!

ダウンロードの方法はコチラから!

オフライン用PCで運用されている管理者様は、販売代理店へアップデートのご相談をして頂くか、別PCを使用してv1.5.0のインストーラーをダウンロードし、USBなどで移動させてからご利用ください!

ではでは~~☆☆

LumiNodeでできること~リミット機能~

皆さんこんにちは、パン作りにハマっている植月です。コネコネ

前回のパッチ機能に引き続き、LumiNodeのプロセッシングエンジンでできる、DMXのアレコレについて解説していきます!

今回は、リミット機能になります°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

皆さんは、『リミット』の機能と聞くとどんなイメージを思い浮かべますか??

多くは、FLになった時に明るすぎる・ムービングのPanが振られ過ぎてセットなどにぶつかってしまうことを防ぐためという理由が思いつくのではないでしょうか?

LumiNodeのプロセッシングエンジンを使用すると、出力データへ簡単にレベルのリミットを設けることができますよ♪

 

マスター/リミット機能とは??

LumiNodeのマスター/リミットは、コントロールソースでのレベル制御が可能となる機能です。

※以前ご紹介したコントロールチャンネルとは、特定のチャンネルのレベルで、入力ソースの切り替えなど行いましたが、今回紹介する『コントロールソース』とは、どのプロトコルの何ユニバース目をレベルの制御に使うか設定します。

リミットやマスターの設定は、プロセッシングエンジンの真ん中にある、モードの選択の右下にあります。

リミット機能はマスター機能と同じ設定画面から変更します。

アイコンをクリックすると、マスター/リミットの設定ウィンドウが出ます。

 

マスターとリミットの切り替えは、左上のスライドボタンから行います。

赤枠のチャンネル→LumiNodeから実際に出力されるチャンネル

黄枠のコントロールチャンネル→指定したチャンネルのみコントロールソースでの制御対象。今回は97ch,98chのみを制限したいのでコントロールチャンネルに設定しました!

『-』になってるチャンネルは、コントロールソースでの制御はしないという設定になります。

コントロールソースの設定は、歯車マークをクリックして『Art-Net』または『sACN』を設定して、使用するユニバースの数字を入力します。

コントロールソースの設定は、『グローバル設定』の『コントロールソース』からも設定できます。

IPアドレスは、指定する場合は固定のIPアドレスを入力してください(しない場合は0.0.0.0のままでOKです)

 

マスター/リミット機能をより詳しく!

マスター・・・コントロールソースの出力レベルにより、LumiNodeから出力するチャンネルのレベルを制御

コントロールソースがグランドマスターとして、LumiNodeからの出力を制御できます。

図の例えでは、卓から90%で出力されても、コントロールソースが70%の出力になっていればLumiNodeから出力されるレベルは63%となります。(マスター値×チャンネル値÷255)

 

リミット・・・コントロールソースチャンネルで出力されるレベルを上限としてLumiNodeから指定したチャンネルを出力

図の例えでは、マスターとは異なり、コンソールがFLで出力しても80%が上限となりそれ以上の出力をすることができなくなります。

 

リミット機能の使い方!

卓からの制御だと、一部の灯体の一部のチャンネルの制御だけ変更することがなかなか難しいですよね・・・。

図のように、一台だけ機能に制限をかけたい場合、実際のシステムではこのようになります☆

コントロールソースに設定したArt-NetやsACNのユニバースは、卓でもPCのソフトウェアでもLumiNodeが受けられる状態であれば、なんでも大丈夫です。ユニバースは、灯体を制御するものとは別のものにしましょう!

卓からコントロールソース用の系統を出す余裕が無かったり、PCもない場合はLumiNodeからスタンドアローンでユニバースを出力できますよ♪

これは、LumiNodeのプレイ機能になりますので、今度記事で紹介したいと思います!

 

いかがでしたでしょうか?

より詳しく知りたい!こんな設定はできるのか??という方は是非お気軽にご相談ください♪

LumiNodeは、こんな機能欲しかった~!を叶えてくれるかもしれません!

ではでは~~☆☆

 

LumiNodeでできること~パッチ機能~

皆さんこんにちは、断酒中なのに酒豪伝説(サプリメント)をもらった植月です。

 

今回は、LumiNodeのプロセッシングエンジンでできる、DMXのアレコレについて解説していきます!

LumiNodeはイーサネットプロトコルとDMXの単なる変換だけではなく、パッチ機能やリミット機能なども充実していて、非常に便利なノードなのです☆

 

パッチ機能とは??

LumiNodeのパッチ機能とは、入力ソースに入ってきたDMXデータを出力に変換した時に、ストレートパッチで使用する事はもちろん、違うチャンネルにパッチさせてミックスパッチさせることもできます°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

 

例えば・・・

入力ソースはDMX、出力がArt-Netのプロセッシングエンジンを作ります。

パッチが編集されると図のようにライムグリーンに色が変わります♪

 

特にパッチの機能を変更しない場合は、入力ソースの1チャンネル目の信号は、1チャンネル目として出力に変換されます。

2チャンネル目以降も同じです。

(このソース1とは、入力ソースに選択したインターフェイスのことです)

 

パッチの機能を使用して、入力ソースの101チャンネル目の信号を、出力の1チャンネル目として変換したい場合はこのように変更します。

ソースと書いてある数字が編集できるようになっています。

 

では、101~110チャンネルを1~10チャンネルにパッチします。

 

この時、入力ソースの101~110チャンネルは、そのまま出力の101~110チャンネルへ変換されるので、1~10チャンネル以外出力したくない場合はソースの数字を削除して『 – 』の状態にしてください!

 

そうすると、入力ソースのDMX信号では101~110チャンネルを送出していますが

 

実際にArt-Netに変換されて出力されるのは1~10チャンネルとなりました。

 

また、101~110チャンネルも、パッチのチャンネルを指定していないのでなにも出力されません。

このように、パッチの機能を使うとノードだけで簡単にミックスパッチを行うことができます♪

 

制御系でお困りなことがあれば、LumiNodeで解決できるかもしれません♪

是非参考になればと思います☆

 

次回はリミット機能について説明します!

ではでは~~~☆☆

 

 

 

 

スイッチングハブの基礎知識!リンクアグリケーションについて

皆さんこんにちは、実家の猫が6歳になりました植月です。

今回はスイッチングハブの基礎知識の最後!『リンクアグリケーション』についてご説明いたします°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

GigaCoreでは、『MultiLinkX(マルチリンクエックス)』という機能になります。

実はこのMultiLinkX(=リンクアグリケーション)という機能、あまり照明さんにはなじみがないかもしれません!

一体どんな機能なのか!?説明していきます♪

 

リンクアグリケーションとは?

スイッチングハブのポートは、1ポート当たりで通信出来る最大の通信速度が決まっています。

ほとんどのGigaCoreの場合は最大で1Gbpsです。

(通信速度や帯域幅についてはコチラの記事を見返してみて下さい☆)

 

この時、データを転送する速度は1Gbpsであっても、データ量が多いとこの通信速度も遅くなってしまいます。

これは帯域幅の広さが原因で、道(帯域幅)が狭いと走れる車(データ)の台数(量)も限られてくることが関係しています。

 

リンクアグリケーションの機能は、ポートを複数束ねることで、道幅を広げてより多くのデータを速く送ることが出来るようにすることです。

 

 

リンクアグリケーションの機能

では、どのようにして1Gbps以上の通信にするのでしょうか?

リングアグリケーションは、ポートを仮想的に束ねることにより帯域幅を増やすことができます。

例えば、2Gbps必要な場合は、2つのポートを束ねて一つの経路とすることで2Gbpsの帯域幅となります。

これに伴い、3Gbps、4Gbps・・・とポートを増やせばそれだけ帯域幅が増えます。

リンクアグリケーションの機能で束ねられるポートは、最大8ポート 8Gbpsまでとなります。

この時、MultiLinkXの設定にしておらず、複数ポートを接続しているとRlinkXの機能が働きます。

※ISL以外のグループではMultilinkXに設定できないため注意!

 

GigaCoreでのリンクアグリケーションの設定

 

~Araneoの場合~

Araneoからは、メニューバーから「Configure」をクリックし、Group設定を開きます。

「ISL」を選択した状態で「Advanced settings」をクリックします。

 

「Enable MultiLinkX」のチェックボックスにチェックを入れ、「Apply」をクリックするとリンクアグリケーションの設定完了です!

 

~WebUIの場合~

Groupsの設定から、ISLの状態で「Advanced」をクリックします。

Advancedにある「MultiLinkX」「Enable」のチェックボックスにチェックを入れます。

「Apply」をクリックすると、リンクアグリケーションの設定完了です!

 

ポートの下にマゼンダのバーが出ていれば設定されている状態となります♪

このバーは、実際にリンクアグリケーションの機能が使用されていると、ステータス画面上では白のバーに変わります。

 

GigaCore同士を接続しているポートをいちいち選択してISLに設定するのがめんどくさいという方は、「Retrieve」機能を使ってみてください!確実にISLになりますよ♪

Araneoからは、Group設定の右上にある「Retrieve from RlinkX」から

ネットワーク上にある全てのGigaCoreに対して行うもしくは選択したGigaCoreのみ行うかを選択して「Apply」をクリックすると自動でISL設定になります。

WebUIからは、「ISL」→「Advanced」から「Retrieve now」をクリックすると設定しているGigaCoreが自動でISL設定になります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

通信速度の記事でも書いたように、実は照明だけでネットワークを使う場合はそこまで帯域幅を使用しないので、リンクアグリケーションの機能を知らなかった方も多いのではないでしょうか?

映像と同じネットワーク機器を使用する場合などに使うこともあるので、頭の片隅にこんな機能あったから使ってみようと思って頂ければ幸いです°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

 

ではでは~~☆☆