皆さんこんにちは、今朝こたつを出すと決めた植月です。
今日はGigaCoreのグループ設定(VLAN)についての記事になります☆
もう既にお使いいただいている方は、今更?となるかと思いますが、LumiNodeの新バージョン2.3.0にて、EtherポートにGigaCore同様グループを割り当てることが出来るようになりました!
LumiNodeのグループ割り当ての前に、GigaCore(スイッチングハブ)でのグループ設定(VLAN)についておさらいしましょう♪
【グループ設定(VLAN)とは?】
GigaCoreのグループ設定は、VLANという機能を使用しています。
VLANとは、Virtual LANの略で仮想的にLAN(Local Area Network)を分けることができます。
ポートをVLAN機能でグループ分けすることにより、物理的にスイッチングハブや回線を増やすことなく、セクションや用途ごとでネットワークを分けられるんです!
スイッチングハブのポート(グループ)を分けることで、仮想的に負荷を分散させることができます!!!!
では早速GigaCoreでのグループ設定はどのようなものなのか見て見ましょう♪
【GigaCoreのグループ】
GigaCoreのグループ設定は大きく分けて3つあります。
①ISL設定
ISLとはInter Switch Linkの略で、Luminex独自のグループ設定となります。
GigaCore同士の接続したポートのみ割り当てられ、GigaCoreが複数のグループ設定を持っている場合このISLを割り当てる必要があります。
ISLグループ同士の接続で、複数のグループのデータのやりとりを可能にしています。
②Management 設定
デフォルトの場合、全てのポートがこのManegementポートになっています。
このグループのポートに接続した時のみ、PCからGigaCoreの設定変更が行えます。
また、メーカー・デバイス関係なく接続することができます。
③2~20のグループ設定
各ポートに割り当てることの出来るグループです。
グループの割り当て以外にも、個々のグループのIGMP設定や音響で使用されるPTP2、AVBの設定ができます。(AVBサポートについてはv2.8.0以降)
このグループには、メーカー・デバイス関係なく接続することができます。
GigaCoreでは、最大20個のグループを使用してネットワークを分けることができます!
ではどのように設定するのか☞
【グループの設定方法】
Araneoからでも簡単に行えるグループ設定は、かなり可視的で分かり易いところが魅力です!今回はブラウザからの変更方法をご紹介!
GigaCoreの設定ブラウザ(ChormやFireFoxなど)を開きます。
(デフォルトではユーザー名に「admin」パスワードは無しで入れます)
①左のメニューからGroupsをクリックし、グループ設定画面を開きます。
デフォルトでは、全てのポートがマネジメントグループの青いポートになっています。
各ポートに割り当てる為のグループが1~20まであり、それぞれのグループ番号を色で区別することができます。
(グループ⓪はISL、グループ①はManagementになります)
②変更したいグループ番号(色)を選択し、割り当てるポートをクリックします。
クリックされたポートは浮かびあがり、色が変わります。
間違えてポート選択してしまった場合はもう一度ポートをクリックすると元に戻ります。
ポートを選択し終えたら「Assign」をクリックします。
③グループの名前を変えると更に分かり易く!
「Name」からグループ名を変更できます。
使用するグループ名(例:HogNet)で表示されるので、分かり易くなります。
これだけで、VLANの設定は終わりとなり、青色のポートと赤色のポートのネットワークを分けることができます♪
GigaCoreのグループ(VLAN)設定はこんなにも簡単に行えるんです!
※設定用PCを接続しているポートがManegementポート以外のグループになると、GigaCoreの設定変更ができなくなるので注意※
※グループを変更すると、LuminetMonitorPCが接続されているグループと異なるグループのポートに接続されたノードなどは、LuminetMonitor上に検出されなくなります※
GigaCoreでのグループ設定がわかったところで、次はLumiNodeでの新機能!Etherポートのグループ分けの説明をします✌(‘ω’✌ )三✌(‘ω’)✌三( ✌’ω’)✌
次回も是非ご覧ください!ではでは~~☆☆