Hog4 v3.2.0でのビジュアライザー接続

黒胡椒+醤油少しで餃子を食べるのにハマった佐藤です。こんにちは。

Hog4 OSがv3.2.0になりビジュアライザーとの接続方法が変更されたため、今まで通りのセッティングでビジュアライザーと接続できなくなった、とお問い合わせを頂いております。取急ぎ作成した手順を以下に掲載致しますので、コンソールのバージョンアップ後に必ずご一読ください。

下記の情報は今後修正される可能性があります。その際は当ブログやTwitterでお知らせ致します。

 

① Hog4 PC v3.2.0またはVisuzlizer Connectivity driver v3.2.0をビジュアライザーのPCへインストールします。

② コンソールの「Fixture Net」とビジュアライザーPCのイーサーネットポート(LAN)をイーサネット(LAN)ケーブルで接続します。

RJ45DSC_1170

 

③ コンソールとPCそれぞれのIPアドレスを適切に設定します。Fixture-NetにはDHCP(自動的に相手のPCへIPアドレスを割り振る機能)はありません。{Use default IP Settings}か{Use custom IP Settings}を使用してください。

  • 例 コンソール IPアドレス 10.0.0.1  Netmask 255.0.0.0
  •   PC IPアドレス 10.0.0.2  Netmask 255.0.0.0

Fixture-Net

④ コンソールでショーファイルを読み込む前の「Hog Start」ウィンドウから{Settings}→{Run Visualizer Stream}にチェックを入れます。

Settings

⑤ ショーファイルを読み込み、[Setup]→{Network}で「Network」ウィンドウを開きます。

⑥ 「Visualizer」欄を左クリックまたはタッチして水色になってから、上部の{Settings}を押します。

NetworkWiindows2

⑦ {Visualizer}タブでビジュアライザーのIPアドレスを入力してメーカー名を選択します。適切に接続されていると「Detected Visualizers」のプルダウンメニューからIPアドレスを選択できるので、IPアドレス入力を省略できます。

Network-Visualizer

以上で設定は完了です。

 

 同一PC内でHog4 PCとビジュアライザーを接続するには、ネットワーク機器に接続されたネットワークアダプタが1つ必要です。例えばPCにLANケーブルとスイッチングハブだけを接続する、などの準備が必要です。v3.2.1がリリースされて従来通り同一PC内で接続可能になりました。(10月7日追記)

※ 接続できない場合は、Hog4 PCまたは「Visualizer Conectivity Driver」のインストーラーを再度ダブルクリック後、{Repair}を選択して再インストールしてください。(9月14日追記)

以下リリースノートの本文(暫定版)も先に掲載致します。

Hog ビジュアライザーコネクティビティのオーバーホール
ダイレクトビジュアライザーコネクティビティに対応するHog4 OSは、更に堅牢で一貫したプログラミング操作感を提供するためにオーバーホールと機能向上を実施しました。

注:この変更はコンソールのHog-Netを介しビジュラライザーのPCにインストールされた「Hog Connectivity driver」を利用しているユーザーのみに影響があります。Art-NetとsACNまたはDMXを利用して接続しているユーザーには影響ありません。

ここではいくつかの主要変更点を以下に列挙します。
・ 「Hog Visualizer Connectivity」はFixture -Netを介して動作します。(Hog-Netを使用しません。)
・ ビジュアライザーのPCにv3.2.0の「Hog Visualizer Connectivity」ドライバーがインストールされると、今までビジュアライザーアプリケーションが起動した時に表示されていた「Hog Conectivity」ダイアログボックスは表示されなくなります。(下記画像参照)

SnapCrab_Hog DP (550)_2014-3-17_14-0-34_No-00

この画面は表示されなくなりました。

・ すべてのユーザーはHog4 OS v3.2.0で動作するコンソールと接続するために、ビジュアライザーPCへv3.2.0の「Hog Visualier Connectivity」ドライバーを必ずインストールする必要があります。
・ Art-NetとsACNはFixture-Netから出力されるビジュアライザーの出力と併せて同時に使用することができます。これはつまりビジュアライザーと現実に仕込まれた器具を1つのネットワークに混ぜて使用できることを意味します。
・ すべてのHedge Hog4コンソール(第1世代、第2世代)は「Hog Connectivity」を使用してビジュアライザーに接続ができるようになりました。これまでそれらのコンソールはArt-NetまたはsACNを使用して接続できましたが、Art-NetまたはsACNが有効なビジュアライザーライセンスが必要でした。それが「Hog Connectivity」が有効になったビジュアライザーライセンスだけで接続できます。(「Hog Connectivity」が有効になったLight Converseのライセンスキーは、Hog4、Full Boar4、Road Hog4、Hedge Hog4第2世代に付属しています。)
・ 「Hog Connectivity」は最大64ユニバース使用可能です。
・ DP8000は「Hog Connectivity」のビジュアライザーストリーミング接続に必要ではありません。すべてのプロセスはコンソール内で完結し、ビジュアライザーへ直接情報が送られます。
・ フィクスチャートークバック(オートフォーカス)にも対応し以前と同じように機能します。

Hog4 OS v3.2.0のコネクティビティドライバーが動作したビジュアライザーPCとコンソールの詳細な設定方法は、Hog4 OSヘルプマニュアルのセクション29を参照してください。

 

 

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