日本語のフォルダとショーファイル名にご用心

買ってきたマンガが家の本棚に入らなくなってきた佐藤です。こんにちは。

時折電話でお問い合わせを頂く件を、こちらでもご紹介しておきたいと思います。

「Hog4 PCでショーファイルをUSBメモリに保存して、本卓(Hog4やRoad Hog4)へ挿したらファイルが無い!」

これはHog4 PCはWindowsのためフォルダやショーファイルの名前に日本語をつけることができますが、Hog4、Full Boar4やRoad Hog4はそれらの日本語表記に対応していないため発生します。一時的に見えなくなっているだけですのでご安心を。

これを避けるには、USBメモリでフォルダ名をつける時は以下のように日本語(全角)を含めないでください。半角英数字のみ使用可能です。

ショーファイルの名称も同じです。

ちょっとしたことですが、意識せずにやってしまうと焦りますのでご注意ください。

Hog4 OS v3.6.0リリースノート掲載

オレオの代わりにビターココアビスケットを買った佐藤です。こんにちは

お待たせ致しました。Hog4 OS v3.6.0の日本語リリースノートをサポートサイトへ掲載しました。

リリースノートのダウンロードはこちら(PDF)

今回のリリースでは「バッチ」と呼ばれるキューリストなどをまとめて制御できる便利な機能が追加されました。今まで難しかった1つのキューリストに対するEffect rateとsizeの同時コントロールが可能になるなど、フェーダーの使い方の幅が広がります。

また、エフェクトオフセットに関連する「エフェクトスプレッド」の追加や「セグメント・バディング」のリニューアルも見逃せません。

なお、今回解消し切れなかったバグの修正版v3.6.1もリリースが予定されています。一度v3.6.0でショーファイルを読み込むと以前のバージョンで使用できなくなるので、様子を見る方はそちらをお待ち下さい。

キューリストを最後まで再生したらどうする?

家で重曹が大活躍中の佐藤です。こんにちは。

キューリストを再生していき、最後のキューになってからもう一度[Go]キー(再生キー)を押すと、頭のキューに戻るのがHogの標準設定になっているのは皆様御存知の通り。実はこの動作をキューリストオプションで変更することができますよ。

① キューリストウィンドウの{Options}ボタンを押す、または{豚}+[Choose]でキューリストオプションを開きます。

② 設定するのはここです。

「Action at End of List」メニューで行います。

  • Wrap to beginning of list:最後のキューに達した後で[Go] を押すと、キューリストが最初のキューに戻ります。Hogの標準設定です。
  • Add release end cue:最後のキューに達した後で[Go] を押すと、リストをリリースし、キューリストが最初のキューに戻ります。
  • Auto-release at end:キューリストの最後のキューが終了し、そのフェードタイムとディレイタイムが全て終了した時点で直ちにキューリストをリリースします。
  • Don’t allow wrapping:[Go] を押してもキューリストが最後のキューに留まります。手動でリリースしてください。

ちょっとしたことですが、かゆいところに手が届く設定をお試しくださいませ。

Hog4で卓同士をつなぐネットワーク

日曜の朝にコメダに行ったら満席で入れなかった佐藤です。こんにちは。

ここ最近お問い合わせを頂くことが多くなった卓同士をネットワークでつなぐ方法。Hog4シリーズでは、LANケーブルを使ってHog-Net接続をすることで、コンソールのバックアップになったり打ち込み負荷分散ができるようにシステムを組むことができます。

今回はその基本的なネットワークシステムの組み方をまとめた資料をご紹介。上級者向けの内容となりますので、ご注意ください。

ネットワークの組み方は、お使いになる方のニーズによって様々に変化します。詳細については、弊社までご相談ください。Hog4関連製品はもちろん、舞台用スイッチングハブやArt-Netノードの取扱もありますよ。

資料のダウンロードは下の画像をクリック

 

エンコーダーの下にある銀色ボタン

普通の日は万歩計が1万歩に達しない佐藤です。こんにちは。

様々なキーやボタンが配置されているコンソールの前面フロントパネル。よく使うキーもあればあまり触ったことの無いキーもありますよね。今回は知らなくてもどうにかなるけど、知ってると便利なボタンを一つご紹介します。

エンコーダーホイールボタン

標準では、ポジションなどの微調整に使う「Fineモード」のボタンとして設定されています。ちょうどPigキー(豚さんキー)を押しながらホイールを回すのと一緒で、Pigキーの代わりとして使えます。
wheelbuton

微調整にはPigキーを使うからFineの機能はいらないよって場合には以下から機能変更が可能です。

[Setup]→{Preferences}→{Misk}タブ(一番下です)
misc

  • Cycle Feature Mode : ホイール機能の変更 (例 Gobo <>のIndexとRotate切り替え)
  • Set : 値を直接入力 ([Set]を押しながらホイールを回した時と同様)
  • Max/Min   : 最大値と最小値 (例 0%←→100%)
  • Neg/Pos  : 正の値と負の値 (例 39rpm ←→ -39rpm、75°←→ -75°)
  • Adjust by One: 値を最小単位づつ変化 (1%づつ微調整したい時などに便利。逆にするには[Pig]を押しながら。)

個人的におすすめはSet。意外とホイールに直接数値を入力する機会が多いので重宝しています。
setTouchwheel

この機会にお好みの機能を割り当ててみてはいかがでしょうか?