エンコーダーの下にある銀色ボタン

普通の日は万歩計が1万歩に達しない佐藤です。こんにちは。

様々なキーやボタンが配置されているコンソールの前面フロントパネル。よく使うキーもあればあまり触ったことの無いキーもありますよね。今回は知らなくてもどうにかなるけど、知ってると便利なボタンを一つご紹介します。

エンコーダーホイールボタン

標準では、ポジションなどの微調整に使う「Fineモード」のボタンとして設定されています。ちょうどPigキー(豚さんキー)を押しながらホイールを回すのと一緒で、Pigキーの代わりとして使えます。
wheelbuton

微調整にはPigキーを使うからFineの機能はいらないよって場合には以下から機能変更が可能です。

[Setup]→{Preferences}→{Misk}タブ(一番下です)
misc

  • Cycle Feature Mode : ホイール機能の変更 (例 Gobo <>のIndexとRotate切り替え)
  • Set : 値を直接入力 ([Set]を押しながらホイールを回した時と同様)
  • Max/Min   : 最大値と最小値 (例 0%←→100%)
  • Neg/Pos  : 正の値と負の値 (例 39rpm ←→ -39rpm、75°←→ -75°)
  • Adjust by One: 値を最小単位づつ変化 (1%づつ微調整したい時などに便利。逆にするには[Pig]を押しながら。)

個人的におすすめはSet。意外とホイールに直接数値を入力する機会が多いので重宝しています。
setTouchwheel

この機会にお好みの機能を割り当ててみてはいかがでしょうか?

Merge Showでパレットやキューリストを取り込む

長年使っていたリュックの底が抜けた佐藤です。こんにちは。

フェスの現場や専門学校など、最近は複数人で打ち込みをしてあとで1つのショーファイルにまとめる現場が多くなっているようです。Hog4では、Merge Show(マージショー)という機能を使ってデータをまとめるのですが、選択できるオプションが多くてどれを選んだら良いのか迷ってしまう場合もあるかと思います。

そこで各項目を解説した資料をアップしましたので、マージショーをする方は、まずこちらをご一読ください。バックアップファイルを取っておけば、何度も挑戦できますので、ご自身の現場に最適な使い方を探してみてくださいね。

ダウンロードは以下の画像をクリック!(PDF)
hog4mergeshow

※一部資料を修正しました。(2016/12/01 17:30)

※Fixture Builderで作成したライブラリーを取り込む場合、既に同じライブラリーがあるとMergeができません。(器具名称と作成日時) (2017/03/15 追記)

今後のHog4シリーズ新機能

掛け布団を出動させた佐藤です。こんにちは。

先日の記事でも触れましたが、今後搭載予定のHog4シリーズの新機能が公開されました。LDIで実機を使って触れられたので、行かれた方は実際に触ったり、行けなかった方はFacebookのユーザーページで動画をご覧になった方も多いのではないでしょうか。いずれも開発中の機能で、必ず搭載されるとは限りませんので、それを踏まえて今後の予定をご覧ください。

  • Improved Color Handling : 昨今のLED光源の多色化に対応するカラーミキシングシステムを開発中。固定カラーへの対応も視野に。
  • Batch Masters : 複数のフェーダーをまとめて制御。エフェクトRateやSizeなどをまとめる際に便利。
  • Fixture Builder : ライブラリー作成の改良
  • Group Next/Back Selections : プログラミングやFanを使った時の複数台数選択に対応。Grouping内のBuddyとRepeatにも応じて変化。
  • Plot Fixture Icons and Background Images : Plotのアイコンが丸だけではなく、複数から選択可能に。枠色のカスタムも。背景画像の貼り付けに対応。
  • Effects Synchronization : 他のフィクスチャーやパラメーター、キューリストとのエフェクトの同期
  • Auto Patch Media Servers : メディアサーバーとの接続の簡素化。Art-Net設定やCITP設定など、パッチと接続の自動化
  • User Preferences : 複数ユーザーが同じコンソールを使う際の設定など、ユーザー切り替えの迅速化。簡易メッセージ機能も。
  • Fixture Patch Import/Export : フィクスチャーパッチ情報の読み込みと書き出し。外部ビジュアライザーとの連携も視野に。

なお、Color HandlingとFixture Builderについては、やや後のスケジュールになりそうです。

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Hog4 OS v3.5.0 日本語リリースノート公開しました

ぶどう山椒の柿の種を速攻で確保した佐藤です。こんにちは。

お待たせしました。Hog4 OS v3.5.0の日本語リリースノートをサポートサイトに掲載しました。

直接ダウンロードするならここをクリック(PDF)

今回のアップデートでは、ドット制御するLEDフィクスチャーやメディアサーバーのパッチや取扱を容易にするコンパウンドフィクスチャー機能が搭載されました。対応は一部の機種となりますが、今後も充実予定です。

なお、v3.5.0には現在、同じユーザーナンバーをつけると[Fixture]キーで選択できないバグや、Sceneディレクトリーから直接再生するとパフォーマンスが低下するバグが確認されています。パッチリリースが予定されていますので、v3.5.0を使用する際はお使いになるショーファイルで不都合がないか確認をしてから、現場へ導入するようにしてください。

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Hog4 v3.4.0の日本語リリースノート掲載

出張にでると全国各地のコーヒー牛乳を探す佐藤です。こんにちは。

先日リリースされたHog4 OS v3.4.0の日本語リリースノートをサポートサイトに掲載しました。

直接ダウンロードする場合は下記の画像をクリック!

v3-4-0

今回のアップデートでは、ドット付きユーザーナンバーの選択方法の追加や割り付け方法の改善、上記画像のようにビューツールバーやプレイバックバーの外枠に色を付けられるようになりました。細かいところでは、PixelMap Layerフィクスチャーに機能が追加され、ブライトネス・コントラスト・ガンマが調整できるようになったのが嬉しい変化ですね。

なお、ユーザーの方から報告のあったHTPフェーダーのまばたきに関するバグも修正されています。