知ると便利!コントロールチャンネルについて

皆さんこんにちは、名古屋出身味噌女の植月です。

今回は、Luminexのノードでは欠かせない存在「コントロールチャンネル」についてです!

【コントロールチャンネルとは?】
(Ethernet-DMXシリーズの場合は、「トリガーチャンネル」という名前になります)

  • 複数の入力ソースを切り替えたり、出力ソースの動作を変化させるために使用するDMXチャンネルのこと。
  • コントロールチャンネルに指定した、DMXチャンネルのレベルを特定の値にすることでノードからの出力の動作が変わる。

 

↑の図で解説します。

ネットワーク上に複数ある入力ソース(図の場合は操作卓)を場面によって、ノードから出力する信号を操作卓ごとで切り替えたいというとき

物理的にケーブルを抜き差しして、切り替えることもできますが、出来れば卓から離れたくないですよね・・・

卓から離れなくても、DMXチャンネルを使用するだけでノードからの出力を、ノード内部で切り替えることができるのが「コントロールチャンネル」です!

コントロールチャンネルを割り当てたフェ―ダーから、メイン卓(2.0.0.1)の信号に
切り替えるレベルを送出すれば、ノードはメイン卓からの信号しか出力しなくなります。

コントロールチャンネルを卓のフェーダーなどに割り当てることで、遠隔操作で入力ソースを切り替えられちゃう優れた機能なのです!!!

 

いかがでしたでしょうか?

次回は、実際のコントロールチャンネルを使用したノードの設定もご紹介したいと思います!☞コントロールチャンネルの設定方法

ではでは~~☆☆

 

LumiNodeプロセッシングエンジンの活用法

皆さんこんにちは、つくばわんわんランド🐶にハマってしまった植月です。

「プロセッシングエンジンってなに?」の続きになります!

今回は、プロセッシングエンジン活用法を2つご紹介致します♪

【プロセッシングエンジン活用法】

 

  • 異なる入力ソース・ユニバースを選択可能

入力ソースには、「DMXポート」「ArtNet」「sACN」「RTTrPL」「インターナル」「プレイ」を選択することができます。

LumiNodeシリーズでは入力ソースの縛りが無く、どのソースでも、どのユニバースでも組み合わせてマージ、スイッチ、バックアップで出力することができます!

例えば、常設明かりイベント時に操作卓から制御するときのソース切り替えの場合

 

実際のLumiNodeの設定画面は、以下の画像のようになります↓↓

LumiNodeの新しい機能であるコンタクトクロージャ(I/O)を使用する事で、
ソース切り替えが簡単に行えます♪

制御したいソースが2つ以上ある場合は、モードの「スイッチ」を使用します!

 

  • LumiNode内のプロセッシングエンジンを入力ソースに選択が可能

「インターナル」を選択すると、LumiNode内の他のプロセッシングエンジンを
入力ソースにできます。

例えば、↑のように8個の入力ソースをマージしたいときは、4つずつマージさせた
プロセッシングエンジンを二つ作ります。

「インターナル」で、作った二つのプロセッシングエンジンを選択します。

出力ソースを選択すれば、合計8つの入力ソースをDMX1ライン分にマージすることができます。

この方法を活用して、LumiNode12のプロセッシングエンジン16個をフルで使えば、 最大48個まで入力ソースをマージ可能となっております°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

プロセッシングエンジンを入力ソースにする場合、元のプロセッシングエンジンで
出力ソースの選択をしなくても大丈夫です!

 

照明器具が多様化していく中、どんな用途に合わせて対応できるLumiNodeは弊社でも部署の垣根を越えて様々な現場で活躍しています。

LumiNodeは弊社からお貸出しも可能ですので、気になった方は弊社HPまで是非
お問合せ下さい!

ではでは~~☆☆

 

プロセッシングエンジンってなに?

皆さんこんにちは、桃鉄🍑大好き植月です。

今回はLumiNodeの「プロセッシングエンジン」についてご紹介致します!

 

【プロセッシングエンジンとは?】

LumiNodeでは、この「プロセッシングエンジン」によってコンバーターの役割を果たしています。

そもそも「プロセッシングエンジン」とは何か?

プロセッシングエンジンとは、簡単に言うと

DMX1ライン分の変換を処理する機能になります。

LumiNodeのシリーズごとで、プロセッシングエンジンの数=変換処理できる個数が異なります。

LumiNodeのDMXポートの数+αでプロセッシングエンジンがあることにより

DMX以外の変換処理をLumiNodeで行うことが可能になるのです!(ワーパチパチパチ)

 

【プロセッシングエンジンの設定】

プロセッシングエンジンの設定には「入力ソース」「出力ソース」「モード」を選択します。

  • 入力ソース

入力ソースには、変換前のソースを選択します。

入力ソースで選択できるソースは「DMXポート」「Art-Net」「sACN」「RTTrPL」「インターナル(プロセッシングエンジン)」「プレイ(SHOWデータ)」となります。

 

  • 出力ソース

出力ソースには、変換後のソースを選択します。

出力ソースで選択できるソースは「DMXポート」「Art-Net」「sACN」となります。(複数選択可)

 

  • モード

モードでは、「入力ソース」「出力ソース」に変換するためのモードを変更できます。

  ・「フォワード」→一つの入力ソースを出力ソースに変換

  ・「LTP・HTPマージ」→最大4つの入力ソースをマージして出力ソースに変換

  ・「バックアップ」→入力ソースにメインとバックアップとして指定し、切り替えて出力

  ・「クロスフェード」→入力ソースのメインとバックアップをクロスフェードで切り替えて出力

  ・「スイッチ」→最大4つの入力ソースを出力ソースに変換

 

プロセッシングエンジンは、これらを組み合わせてシステムに当てはめていきます。

プロセッシングエンジンを設定するときは、左(入力ソース)から右(出力ソース)を設定できるので、流れが非常にわかりやすいのが魅力です!

用途次第では、DMXイーサネットプロトコルに変換したり

イーサネットプロトコルから別のイーサネットプロトコルへマージして変換したり

LumiNodeで作成したスナップショットのデータDMXとイーサネットプロトコルで出力できたりと柔軟な設定が行えます°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°

次回は、プロセッシングエンジンの活用法をご紹介します!

 

ではでは~~☆☆

 

LuminexノードのDMX保持設定変更

LuminexノードのDMX保持設定変更

仕込み中、ノードに繋いだ灯体が暴走する!記事の対処法ページとなります。

※DMXの保持の設定を変更する場合は、必ずシステムをよく確認し、断絶された時にノードからのDMXが無効になっても問題ないことを確実に確認して下さい※

【LumiNodeの場合】

左のメニューより、「DMX/RDM」から「断続的なDMX出力」を選択します。(英語の場合は「DMX output time continuous」)

デフォルトの場合は、チェック●が右側で色がついている状態が有効となっています。

有効になっていると、DMXを保持します。

保持しない場合は、このチェック●をクリックし左側にある状態にして下さい。

これで無効になり、「DMX 出力の継続時間(分:秒)」の分:秒が編集できる状態になります。(英語の場合は「DMX output time (min:sec)」)

任意の時間を入力して、保存をクリックして設定を保存してください。

これで、ArtNetもしくはsACNが断絶されてから任意の時間後にノードから出力されるDMXは無効となります。

【Ethernet-DMXの場合】

左側のメニューから「グローバル」を選択します。

DMXディテイルの「DMXアウトプットタイム」は、デフォルトだと連続になっています。

連続になっていると、DMXを保持するという意味になります。

保持しない場合は、連続以外の1秒~10分を選択してください。

選択後、下の変更ボタンをクリックしてください。

バージョンv4.3.2以降で1~3秒が選択できるようになります。

これで、ArtNetが断絶後指定した時間でノードから出力されるDMXが無効になります。

 

いかがでしたでしょうか?

ノードのDMX保持は良し悪しがありますので、十分注意して設定して頂ければと思います!

ではでは~~☆☆